3/27/2014

Gmailアカウントを一時的に乗っ取られました(もう大丈夫)

私のGmaiアカウントが、一時的に乗っ取られました。
今は、パスワードを変更したので大丈夫です。


乗っ取られた際に一斉にスパムメールを送信されてしまいました。
英文メールですが、内容は「私はトルコはイスタンブールにおり、火事に遭ったせいでアメリカへ返れなくなりました。金銭的に助けて欲しいので、口座まで振り込んでください。」という、要は振り込め詐欺です。
私とは全く関係ありません。


私は変わらず、ロスで元気にやっております。




ご心配をおかけした方にはすみませんでした!!!!


取り急ぎ。



3/15/2014

日本人役としての映画出演

先日やった映画撮影。
この映画は、学生映画ではありながらLAの中で一番力のある大学の短編映画。
第二次大戦中の日本兵3人に関する映画であった。


監督はもちろん、クルーもアメリカ人。
英語のsides(台本)でオーディションをしたが、本番は日本語でやると言われて、その英語の台本を日本語に通じたアメリカ人が訳して日本語ver.の台本をベースに撮影を行った。


日本語版の台本をもらい、読んでみて思ったのが割と日本語らしい日本語として訳されていたことだ。(もちろん細かい部分で修正は必要だったが)


撮影予定初日が嵐(LAでは一年に一回あるかないかの)の天気だったので、撮影の代わりにリハーサルを行った。
そこで共演者の一人が、去年の舞台「真面目が肝心」で主役として共演させて頂いたShinさんだった。
翻訳者なしの中、軽くリハーサルを行ったのだが、アメリカ人のプロダクションで、日本語で日本人役を演じることの難しさを知った。


結局、変な日本語の台詞があるから、Shinさんと共同で修正していった。
その作業はどうしても日本語で行ってしまうことになり、監督さんをinvolveできずに進んでいくことに。で、修正した部分について後で監督さんに説明するという流れ。
もはや信用ベースでしかない。(もちろん、我々は真面目に修正をしたが)


また、日本兵像に関してもイメージで作り上げている部分が多く、修正を要した。




この時点で、俺は日本人として日本を舞台にした映画をアメリカで作ることの難しさを感じた。
俺は役者であり、与えられた役で、与えられた状況を信じて、与えられた演技をするのが基本のお仕事。


でも、与えられたものが現実と違いすぎると、それを簡単に演じるわけにはいかない。
特に映画の場合は、リアリティのある設定が求められるためそこはこだわらなければならない。
でも、その全てに注意を注いでる余裕は、役者の俺にはない。
ここで改めて、「硫黄島の手紙」や「SAYURI」、「ラストサムライ」などの日本を舞台にしたハリウッド映画撮影の難しさを思った。
日本を舞台にした映画を見た時に中国みたいなことは多々ある。
そして、それを見る度に日本人としての自分はがっかりする。


その日本像を変えていくことも、ハリウッドにいる役者としての役割なのかもしれない。
でも、それはなかなか道のりの長いものなんですね。




さらに、今回の映画で3人の中の一人は中国系アメリカ人であり、日本語は基本的には話せない役者さんであった。
彼に日本語を教えるのも難しかった。




そこで、外国語を話すことの難しさを客観的に見てすごく勉強になった。
「発音」と「リズム」。
この二つが外国語を話す上では重要になるんだなと。
そして、言葉に集中すればするほど演技に集中できなくなるという。




まー色々書きましたが、こんな感じで。
来月には演技学校卒業…