9/27/2016

今まで一番大きいセット現場

トロントで久しぶりにコマーシャル。
今回は一回目のオーディションでコケたので絶対call backは来ないと思っていたところ、お声かけて頂き、call backではかなり手応えがあった。
そのまま役ゲット。
科学者というよりは、警察特捜員みたいな感じだろうか。

non-unionということもあり、そんな大きなproductionだと思っていなかった。
そしたらどっこいトレーラーが何台も来るわ来るわ。
皆が皆それぞれの専門のプロであって完全に仕事分担制って感じ。
うんうん、こーいうとこでずっと働きたいと思った。

監督もかなりプロで、すごく自分の持ってるビジョンにspecificで画にこだわっていた。妥協しない。
でも時間と戦うって感じ。
だから、俺も結構ダメ出しくらった(監督からではなく1st ADから。日本は知らないけど、北米では基本的に監督の口手足となるのは1st ADなのである。)

普通に言われたことをやろうと思ってたんだけどそれがなかなか細かくてagain again againって感じになってしまった。コマーシャルは映像演技の一番ベーシックな部分を学べる。
何秒後にここへ来てや、ここにこれを置いてとか…
で、こればっかしは経験とセンスだなと思った。

コマーシャルって映画やテレビと違って、イメージが全て。
あんま役としてどういう感情を持ってるかとか関係ない(まーコマーシャルによるけど)。
マジですごい勉強になったし、軽く打たれ続けたジャブがちょっと心に効いている苦笑
あー俺全然ダメやなと思った。
主役だったのに。
actionかかると基本的に皆カメラか、カメラと繋がられた映像を見ている。
期待に応えられたときは、that's what we wanted!!って感じで皆もウンウンって納得してるのが雰囲気で伝わってくるのよね。

これを良い経験としてもっともっと役者として成長したいと思います!!!