4/15/2013

身体④ / 英語⑥

先日の書き込み、「急遽の代役」にも関連するもの。
声について。

役者としての自分のウリである声。
大劇場での演技とならない限り、自分の声は意識しなくても通るものだと思っていた。
ところがどっこい、そんな甘くないということをここ最近やった2つの舞台で実感。

まず第一にだ、本番は思ったより緊張するし、身体がストレスを感じてる。
だから自由自在に身体をコントロールすることが普段以上に難しくなり、力むのである。
そうすると、身体全体を使って声を放つのではなく、喉から上だけ、言うなれば口先だけで声を発することになる。そうすると、全然普段みたいなドカン!!というエネルギーを声に乗っけることができないのだ。
だから本番は意識して、腹式呼吸。
そしたら、公演後にすごくいい声をしてるねとお客さんから言って頂けた。


第二に、英語。
第一のようになってしまう原因は、結局英語なのだ。ちゃんと発音しようと丁寧に唇・舌・口全体を意識して使おうとすると、口先だけになってしまう。
実際に舞台で演じたことによって、英語の発音をもっと勉強するべきことをさらに実感。
一つの単語の中の一つの英字の発音をミスるだけで全然違うものになってしまう。
例えるなら外人さんが日本語の舞台で演じてる時に、
「ボクハガイシャヘイギタクナイ(僕は会社へ行きたくない)」と言ってるのと同じなのである。
ちょっとした発音のミスでセリフの意味が変わってしまう。

結論。
もっともっと英語を勉強しましょう。
英語力上達→口先だけにならない→身体に意識を持つ余裕ができる→舞台上で自由に動ける→演技のチョイスの幅が広がる→演技力アップ→素敵な役者になれる

こんな方程式を信じてみたいと思う。

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