12/23/2012

2学期を終えて

学校の2学期を終えて、約1週間が過ぎた。
ちょっと落ち着いたところで、振り返ってみたいと思う。

この2学期は、自分にとって本当に大きな成長を遂げたものであったといえる。
学期が始まった時にも書いたように、新しいクラスで学んでいくこととなり、最初はやはり不安な気持ちが強かった。
だから、それを払拭するためにめっちゃ努力した。振り返ってみて、本当によく頑張っていたと思う。
新しいクラスメイト達とも少しずつ仲良くなっていき、その中で自分のactingのスキルも認められるようになり、次第に強い自信をつけていくようになった。

・発音を意識して勉強していた時期があり、夢でも発音にうなされていた時期があった。

・中間テスト的なモノローグ(一人芝居)では、映画「ハングオーバー」とチェーホフの「三人姉妹」から抜粋し、自信をつけた。これらのモノローグは、すっかり自分のものとして今ではオーディションなんかで求められたら使わせてもらってる。

・新しい講師のアプローチの仕方に戸惑った時期もあった。この人は声やセリフの発し方からアプローチするタイプで、最初は全然よく分からなかったが、今はしっかり理解して自分の中に取り込んでる。

・映画の見方が変わった。

・シーンスタディのクラスでは本当に色々なことを学んだ。

・自分に合い、必要とした演技のアプローチの仕方に気づけた。(マイケルチェーホフのアプローチ方法。簡単に言えば、身体からアプローチをするスタイル。


などなど思い出せば、学べたことはきりがない。
役を生きれる機会が非常に多くなった。
冷静に考えて努力したからスキルは磨けて当然。
本当に全身全霊かけて学んでいたから。


ただ、この2学期の3ヶ月間ではactingに力を注ぐあまり、かなり多くのものを犠牲にしてきてしまったのも事実。
それを本当に後悔してしまっている。
素晴らしい演技のできる役者となって、人々に感動を与えたいから、actingだけ頑張るというのは違うんだ。

actingスキルを得た代わりに、何か大切なものを失った気もする。
ふとしたことをきっかけに自分の信じていた軸などが崩壊して、自分を見失ってしまったのもこの学期。
役者として成長していく一方、それに反比例するように人間として後退していった。

冬休みに入った今でもその状態が続いてる。
フン!って起き上がっても、また落ちる。そしてさらに落ちるw

多分、このフン!をしつこくやる以外ないのかなと。
自分を見失いかけたけど、やっぱり自分が信じた道を進むしかないのかなとも思う。
あと、頑張るだけが人生じゃない。

まー、さっき「千と千尋の神隠し」を見たらちょっと元気が出た笑


とりあえずこの冬休みは、完全に心身の休養に充てたいと思う。


Today's Picture:
家のベランダで火を焚いてみました!
ロスの冬って普通に寒い。。
こうやって、火で温まりながらルームメイトとおしゃべりする時間もとてもいいです♪

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