8/02/2012

心に身を委ねること

(英語でも書こうと思ったが、全然うまく書けなかったので断念しました。)

「もっと頭使って行動しろ。よく考えろ。」
日本で会社員を勤めていた時は、上司や先輩からこのように100億回以上言われ続けてきた。

一方で今は、
「君は頭で考えすぎ。もっと心の声を聞いて、求める方向へ行ってみて。」と、言われる。
これは、演技関係だけではなく、それを越えた関係でもよく言われてる。


これが、今の自分がアーティストとして一番苦労しており、越えなければいけない壁だと思ってる。
すげー、戸惑ってる。

そして、今日この頃このトピックに関して、何か少しヒントを得られる感じがしてるので、それをまとめてみようと思う。
うまく書けるか分からないけど。


この人間社会で生きていくためには、頭をちゃんと使って理性を持つ必要がある。
俺は元来、頭を使うよりは本能的に動くのを得意とするタイプだと思う。
それ故、頭を使わないで行動した事によって、たくさん傷つき、結果としていつの間にか人一倍に頭を使って生きるようになってた。
(仕事ではそんなことなかったぞ、と元勤め先の方々には言われそうだがw)

いつの間にか、心が求めてる方は、間違ってる方・大人げない方と判断するようになってしまっていた。
でも、演技の世界に入ってみて思ったのは、頭を主に使って演じていては絶対にいい演技はできないということ。

例えば、頭で「泣くんだ、泣くんだ」と思ったら、まー泣けるかもしれないが、それは無理矢理引き出したものであり、身体に良くない、かつ客観的に見て全く素敵な演技には映らないと思うんだよね。
演じてる時は、冷静に自分を見てる自分なんていらない。


日本で演技の勉強をしてる時から言われてたことだったし、自分としては分からないなりに、色々と工夫してきたつもり。

授業受けてきて、ようやく自分の身体が少しずつ理解してきているってのはある。
でも、それ以上に、これだと最近感じるものがある。


(これ以降の文章、かなりグダグダグダーとなる予感です。
 でも、アーティストとして間違いなく大事なことなので、自分のメモとして書いていきます。)





頭では分かっていても、もうどうしようもなく心が求めてるからそう動いてしまう感覚。
で、あとになって、俺は何やってるんだーーーー!!!!と冷静に頭で分析する感じ。
誰にでもあるはずだ。
こうするべきと頭では考えてるのに、全然違うことをしちゃったりする。

この感覚に捉われたのは、俺にとって非常に久しぶりなのである。
というか、この年になって、この感覚を味わえるなんて思ってもなかった笑
特にこの数年は、意識してこの感覚を押し殺して、頭を使ってきた。
傷つくのが恐いから。常に冷静。
今は、勇気を出して自分としてできる限り心の声を聞いて、それに身を委ねようとしてる。
まー、できない時はできない。

「その感覚を持てるってことはとっても素晴らしいこと。
抑え込もうとしないで、そっちに身を委ねてみな。」
なんて言われたりする、今日この頃。


心のパワーってのは強い。頭で考える力なんて、圧倒してしまう。
世界の見方を変え、自分の行動を変え、人格すら変えられる力を持ってる。自分らしからぬ自分を見つけちゃったりする。
でも、心に身を委ねるのってかなり恐い。不安。
時には、おかしい事となってしまうから、そこで理性がストップをかける。
このボーダーラインの幅を、勇気を出して広げると役者としての力もかなりつくと思うんだよね。

胸いっぱいになっちゃう感じ。
訳も分からず、息苦しくなっちゃう感じ。
急にピョンピョン跳ね上がっちゃう感じ。

最近、心で感じて、ものすごいエネルギーを使って生きているから、めちゃめちゃ疲れる。
とても感情的になる。
でも、とりあえずこっちへ行ってみていいと思う。
結構スリリングで恐いんだけど、行かないで後悔するよりはマシだ。
結果が伴ってくれれば最高だけど。



………ほら、こんなこと書いてる自分を客観視して、自分でひいちゃったよ。
でも、消さない。
この感覚を忘れないようにしたいんだ。
人間の本質として、非常に重要なことだから。



今日は、写真お休みします。
あー、いい詩でも書けそう…







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