8/30/2012

"To North" 11日目:バッドランド国立公園

この撮影もいよいよ後半戦。

ここ数日は規則正しいスケジュールで行動をしていて(朝日が出た後の朝から行動し、夜10時くらいには解散してる)、とても良い。
そして、飯をバクバク食いまくってきて、さすがに俺も満腹中枢がすぐに満たされるようになってきた今日この頃です笑

本日、めっちゃ暑い。今日車の中で見た温度計MAXは107°F(約41℃)。
からっとした空気、超快晴の中で、午前中から日差しがガンガン照りつけてくる。。。

そんな今日向かったのはバッドランド国立公園。この撮影3つ目の国立公園!
ここは、ティトンやイエローストーンの国立公園と違って、緑などほとんどなく、かなり乾いたイメージの場所なのだ。
国立公園の中でも結構マイナーな方だと思う。
しかし、ここはここで自然の壮大さを感じる事ができる。

SF映画のとある惑星のシーンで使えそうなロケーションだ。
写真だと壮大さが全然伝わらないのが非常に悔しい。。
でも、この山々に描かれている赤茶の横線は見る事ができるだろう。
これ、地層ね。
実際に見ると、ペイントしたみたいに超きれいに直線を描いてる。
自然が作り上げたものとは思えないくらい。
山がいきなり黄色くなってるエリアなども素晴らしかった☆
そして、とっても静か。
聞こえるのは、人の声と車の音くらい。
だから、自分の声がすごく響いた印象。

さらに、動物撮影にこれまであまり恵まれてこなかった我々にとって、ここでは色々な野生動物を拝見することができた。
バファローの大群(まー、これはもはや見過ぎて感動しない笑)、野うさぎ、そしてこの公園の名物プレーリードッグ!!!
名前は聞いたことなくても、結構有名な動物だと思う。
地面に穴掘って、地下で生活し、四本足で走りながら、時たまこうやって起き上がったりする動物ね。
ちっちゃくてめっちゃカワイイんですよぉ~~~♪
この動物を野生で見れる場所って多くないんじゃないかな。


今日は、サウスダコタ州のデッドウッドという町に泊まってます。
てか、色んな州の色んな町に泊まってるんだけど、それぞれ雰囲気が違って面白い。
デッドウッドは、レンガ積みの建物が多くて、なんつーかシュールでお洒落な雰囲気なんだよね。
そして、なぜかちゃっちいカジノがたくさんある笑

明日は、また昨日泊まったラピッドシティの方へ戻ります。
その町は、前述したように大統領の銅像がたくさんある。
パブ・バー的な店が多くて、それはそれでとても雰囲気があるんだ。

ここまでの11日間の中で、アーティストとして、役者として、人間として、本当に色々な経験をし、考えさせられている。


備忘録として、追記。

カメラ・設定に束縛されないよう、自由に動こうとし過ぎる傾向が俺にはある。
これ、はっきり言って一番ダメね笑

自由に動きすぎて、カメラフレームから外れちゃったり、カメラの焦点が合わなくなっちゃったり。

自由に生きながらも、オンキャメラであることはちゃんと体で覚えておく。
これを両立することこそが、プロフェッショナルなのである。

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